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採用情報
わたしたちが見つめる未来は、
畜産業や農業の新たな在り方
食糧の自給率や環境問題が取り沙汰される中、畜産業の在り方が変わろうとしています。
畜産業を取り巻く課題はさまざま、環境問題から経営課題まで多岐に渡ります。
私たちは、持続可能な循環型農業を取り入れながら、地元沖縄を代表する和牛を通して沖縄の観光業を盛り上げることまでも視野に入れ、これからも畜産業や農業の新たな在り方を模索し続けます。
価値観
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コミュニティを大切に
沖縄県内外から集まっている社員。北海道の農業学校を卒業して入社してくれた子や、関東で酒卸業を前職に持つ社員までバックボーンはさまざまです。
地元で生まれ育ち、兄弟全員がもとぶ牧場で働いている家族もいます。
牧場や飲食店など、活躍の場はさまざまですが、顔を合わせれば笑顔が溢れるような沖縄らしい温かい雰囲気の会社です。 -
失敗を恐れない
創業時から変わらない信念に近いかも知れません。
オリオンビールの搾りかすを使う、というのも失敗を経験と捉え、試行錯誤した結果でした。良い牛を育てるための日々の管理や、与える餌の1gに至るまで日々改善を重ねながら「トライしてみる」という風土が根付いています。 -
最初から最後まで責任を持つ
牛たちを育て、美味しく食べてもらい、環境に還るまでの循環型農業を実施している私たちだからこそ、最初から最後まで責任を持つということには大きなこだわりがあります。
自分達で育てたからこそ安心安全、自信を持ってお届けできる和牛を日々育てています。
弊社の特徴
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ワークライフバランス
- 子育て中のママパパさん
- 家族で入社してくれる兄弟
- 県外からの転職組
組織拡大に伴い、それぞれのキャリアや働き方に合った制度や仕組みを構築中です。長く働いてほしいからこそ社員自身の働きやすさと家族の幸せを考え、組織づくりをおこなっています。
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オープンな
コミュニケーション- 牛を育てる際のノウハウ共有
- 店舗間の活発なコミュニケーション
みんなで考え助け合う風土が根付いています。
社長との距離も近く、困ったことがあればいつでも誰かに相談できるチームワークがあります。 -
創造性と革新性
- オリオンビールを使った発酵飼料
- 沖縄県でも最大級の大規模農業
- 全国和牛能力共進会での沖縄初受賞
創業時から絶え間なく創造した結果、6次産業に行きつき、現在があります。
もとぶ牛をより多くの方々に知ってもらうためにできることを日々模索しています
社長インタビュー
もとぶ牧場を設立したきっかけ
牧場経営に関わるようになったきっかけは、恩師のサポートをしていた際、「ブラジルでサトウキビの絞り粕(バガス)からアルコールの燃料を採って、絞った粕から牛のエサが作れるらしい」という話を聞いて、循環型農業に足を踏み入れたのが始まりです。
しかし、バイオの世界はそう簡単にはいかず。
牛は繊維分解していないバガスを食べると下痢をしてしまい、最初はうまくいきませんでした。
そんな中、岡山のバイオの会社にいた化学者の一人が、サトウキビの絞り粕を分解する発酵菌を探してくれたんです。
その発酵菌を添加することによって、サトウキビの繊維質が分解されるから、牛も下痢をしなくなることが分かりました。
沖縄ではサトウキビの搾り粕が取れるということで、リベンジで来ていましたが、実際にやってみると、サトウキビの絞り粕を集めるのが想像以上に困難でした。
次の解決策として「オリオンビールのビール粕を発酵させたらそれがエサに出来るんじゃないか?」という話がヒントになり、幸運にも牧場から車で20分の距離にオリオンビールの工場があり、実験をしてみたら発酵菌がうまく作用することが分かりました。
そこから「サトウキビの搾り粕じゃなくって、ビール粕を代用しよう!」と、発酵飼料を使用したのが私たちのスタートでした。
もとぶ牧場が歩んできた6次産業化までの道のり
今、私たちが行っている、"生産して、流通して、販売する"循環型の農業はここ数年で『6次産業化』と呼ばれてるサイクルですが、私たちからすると6次化は必要に迫られて、その度の対策と結果の産物でした。
最初にエサを作って、次に牛を市場から買って来て、エサをあげて、牛を育てて、出荷する中で、かけたエサ代や人件費と牛の売上を比較した時に、必ずしも採算が合うものではないことがわかったわけです。
そこで、「自分たちで流通し、そこで売ったらいいじゃないか!」ということに気付いて今のレストラン経営に繋がり、常に目の前の課題を解決するために動いていたら、結果的に6次化産業になっていました。
旅行に行けば見たいところや、食べたいものがありますよね、『旅行で楽しく遊ぶ』の中には、“食”も大きなポイントとして含まれます。
だからこそ、「沖縄にもこんなに美味しい和牛があるんだぞー!」と地元の方が誇れるようなものを作りたいと思っています。
店づくりは人づくり。
社員が生き様を覚えられる職場に
魅力のある会社にするために、私が行っていることはその人を尊重すること。
トップがするべきことは、権威や特権を振りかざして威張ることではなくて責任を取ることです。
社員が失敗をしたときもそうですが、社員が人間として成長するための責任も社長にあると思っています。例えば成長してもらうために社会学、心理学、経営学等を伝えたり、一人ひとりを尊重していけば、みんなが活躍してくれる会社になって、彼ら彼女らの人生も充実して、それが結果企業の力になるんじゃないかと思っています。
大人になって、結婚して、子供ができて、また孫ができる、そんな社員の人生があったとして、「子どもにはやりたいことをさせてあげたい。」と思ったときに、ちゃんとやらせてあげられるような人生を送ってほしい。そのためにお膳立てをするのが経営者の役目だと思います。
私たちが求める人物像
仲間と働く以上は、喧嘩したりいがみあったりしてほしくはありません。相手を思いやって、尊重できる協調性さえあれば、あとは誰だって自分磨きだと思っていますので、興味を持って下されば誰でも歓迎です。
どんなに遠い場所にお店があっても、美味しければみんな車で来てくれるんです。
都会に出れなくても地元に残ってここで働きたいとか、遠くてももとぶ牧場で働きたいから沖縄に住みたいとか、社員さんにそう思って貰える会社にしていきたいです。
弊社の事業が結果的に6次化産業になった様に、その都度「次は何が出来るかな?」と考えながら、みんなでその時間を楽しんでいけたらワクワクしますよね。
弊社に入社して下さる方には「仕事って楽しいぞ」と思いながら有限な時間を有意義に過ごしてほしいと思っています。